※詳細な場所は不明
金王丸轡(くつわ)洗池、北奥田村の往来の傍らにある。しかし現在は大部分は畑となり、僅かに一間四面ほどがその面影を残している。このような小さな池であるが、昨今、もしみだりに侵す者があれば、忽瘡を病むといわれ、里民は大いに恐れをなしている。
金王丸が京で帰ろんとした際、この池で轡を洗ったことから名付けられたたという。また、旗を捨てた所として、その南に平地が少し残っている。これもまた、鍬を入るものは無しという。
参考:『尾張名所圖會 前編 巻六』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)