八幡村片山の古墳は、白髭神社を中心に北・西・南へ広がっている。北部には白髭神社の大きな古墳が現存し、その周囲にはかつて多数の古墳があったが、既に開墾され留めるものはない。西側には了雲寺後方の山の上の半腹及び寺の西北の山の斜面に七基の古墳があったが、多くは壊され、二基のみ完全に残る。南側では金地谷の山腹・城ヶ谷の山腹・その東の山上に古墳があったがいずれも失われ、山麓の字深谷には六基が現存する。さらに南の字ソハ山上にはトンビ塚があり、その北方の山上からは勾玉・鏡・釧・紡錘車が出土している。

片山の古墳一覧表

位置関係

位置・字名

種類

規模(m)

備考

起点

片山 字一ノ井 白髭神社地

古墳

直径約16.4/高さ約1.8

↑の西

一ノ井・柚ノ木・西大畑

古墳多数 → 開墾で消失

↑の南

白髭社の南

大古墳(古老談)

↑の西

袖ノ木

七ツ塚(古老談)

↑の西

字寺大門 了雲寺後方 山上半腹

古墳十数基(壊されている)

↑の北西

寺の西北方 山上・山麓

古墳十数基(壊されている)

↑の西

西の山 東南に傾斜したる処

古墳7基 → 多くは壊されている

完全に残るもの:直径約10.9/高さ約1.8、直径約14.5/高さ約4.5

↑の南

金地谷の山腹

古墳4基

↑の南方

城ヶ谷の山腹

古墳3基

↑の東

東の山上

古墳2基(壊されている)

↑の山麓

字深谷の地

古墳6基

最大:直径約14.5/高さ約4.5

↑の南

字ソハの山上

古墳

↑の南方

トンビ塚

古墳(トンビ塚と称す)

直径約14.5/高さ約3.0

北方山上より勾玉・鏡・釧・紡錘車を発見

参考:『揖斐郡志』(揖斐郡敎育會、大正十三年-1924)805頁

揖斐郡池田町片山2231番地2
種別