小谷村には昔、山伏多く居た。佐々木(六角)定頼(1495-1552)はこれら山伏を諸國に分派し、治亂や盛衰の機を探らせた。その配札を為すにあたっては土地を定めることがあった。土人はこれを小谷売僧といった。その後、之に擬し近村からも多く出て、庶人に対して布施を貪るようになった。

また蒲生氏の一族・小谷三郞小谷越中という者がこの地に居住した。

参考:『近江名跡案内図』(静里北川舜治、明治二十四年-1891)436頁

蒲生郡日野町小谷711番地