臥龍山といい、坂田郡の東部より連なって姉川の南に至る山である。その形はうねうねとして龍が横たわっているかの如き。その北端を龍ヶ鼻といい、また横山ともいう。
元亀年中(1570-1573)に織田信長が城を築き、羽柴秀吉に守らせた。羽柴秀吉にとって、はじめての城主となった城である(墨俣を砦とした場合)。関ケ原と浅井氏の小谷城(北7km)を通る北国脇往還に近く、織田軍の対浅井の拠点として重要であった。
参考『近江名跡案内図』(静里北川舜治、明治二十四年-1891)