乳實山報恩寺、南奥田村にある。曹洞宗、常滑の天澤院の末寺。当寺は乳寶貞哺禪尼の創建という。 貞哺は鎌田政清の乳母で、石碑は今も当寺に残っている。『東鑑』に「野間報恩寺」と見えるが、現在は寺伝は失われ、伝わっていない。もとは真言宗だったが、永正十二年(1515)に雲開という僧が、今の曹洞宗に改めたという。
参考:『尾張名所圖會 前編 巻六』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)