瀬戸村にある。天台宗、野田密議院の末寺。山号は西天山。寛元年中(1243-1247)道圓上人の開基である。本尊如意輪観音の像は、興正菩薩の作で、近江の石山寺の観音と同じ木であるといい伝えるため、寺号をこのように呼ぶ。霊仏で、当国三十三観音の一つ。『鹽尻』に、当寺は古くは五院あり、石山寺・無量寺・福田寺・光蔵寺・光善寺といった。一旦、荒廃して、石山寺の名のみ残り他の四院は絶えて、田圃の名となった、と見える。

参考:『尾張名所圖會 後編 巻四』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)

名古屋市守山区瀬古東1丁目619番地
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