矢田川の北にある。尊海僧正の『吾嬬(あづま)の道記』に、「山名を出でて田樂が窪を經、守山に宿り、さて矢矧の里岡崎にとまりて」とみえる。
『吾嬬の道記』もり山といへる所にとまりて旅宿いと寒ければ
守山の 里の名におふ宿かれば さよもすがらに 袖ぞしぐる尊海僧正 「守山の里」(身を守る)の名に甘んじて宿をかりたところ、一晩中袖を濡らした(時雨に振られるように寒さにこごえて)冬
参考『尾張名所圖會 後編 巻四』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)