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青塚古墳は国指定史跡であり、4世紀中頃に造営された全長123mの大型前方後円墳である。これは愛知県内では2番目の大きさを誇る。古墳の敷地は現在大縣神社の所有である。古墳に祀られているのは丹羽の地を開拓した大荒田命[おおあらたのみこと]ともいわれる。

天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いではその砦の一つとなった。森長可・池田恒興らが守った。秀吉公はこゝに登って、家康のいる小牧山などを物見なさった旧跡である。


『日本詩選續編』

茶臼山覽古 山在尾張  山村良由
孤岡如茶臼。毎々繞原田。戰場爲青草。陳迹二百年。憶昔豐臣氏。一時威赫然。一怒掃扶桑。再怒掃朝鮮。而今安在哉。駐馬咏暮天。

(:茶臼山(青塚古墳の塚山)に古をみる。尾張の山。  山村良由
孤立した丘は茶臼のようである。草原や田が囲む。戦場は現在青草となり古跡となって二百年。昔の豊臣氏を思い起こせば、一時の威勢は激しかった。ひとたび怒って扶桑(日本)をはらい、再び怒って朝鮮をはらう。しかしながら今はその跡形もない。馬を駐めて、暮れの天空に詠む。


古墳は犬山市により調査や整備が行われており、ガイダンス施設に展示もあり、いろいろ説明して頂ける。休館日は毎週月曜日。古墳公園はいつでも入場可。

参考:『尾張名所圖會 後編 巻六』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)

犬山市青塚
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