月吉里

夜昼の境はここに

※月吉公民館におく。

土岐郡細久手の南にある。この里から三日月形の白石が出た。

『夫木』(正和二年 [1313] 頃)

曇りなき 豊の明りに空晴れて 光をそふる 月よしの里
茂明

『山家』(文治五年 [1189] 頃)

夜晝の さかひは爰に有明の 月吉日吉 里をならへて
西行法師 夜・昼の境はここに、夜明けの月吉・日吉が里を並べて。
なお、日吉はこの北にある。

『夫木』(正和二年 [1313] 頃)

闇ならは 寝なましものをたのめぬる 人に待たるる 月吉の里
元輔 闇夜ならば寝てしまったものを、人を待たせている月吉の里。

参考
『美濃明細記』(伊東実臣、元文三年-1738)