長尾山東海寺。出来町の東にある。真言宗、大和國泊瀬の小池坊の末寺。享保十四年(1729)の建立で、開山の卓運法師は俗姓を林氏といい、國君晃禅院殿(尾張藩六代藩主・徳川継友)の実母の泉光院殿の弟にあたる。

  • 本尊:薬師如来は晃禅院殿の御寄附で、御信仰仏である。
寺宝
  • 草書の般若心経:弘法大師の真跡で本山の長谷寺から伝来
  • 古鰐口:鎭守金毘羅の社にかけて、『長尾山鎭守鐘一口。願主藤原行影謹爲祈祷奉鑄。應永十年癸未(1403)六月大吉日敬白。大工助宗』と彫られている。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)

名古屋市東区出来町3丁目1番25号
種別