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もとは八幡宮の社僧・妙覚院の庭園で汲月亭と名付けられた亭榭ありき。園は秀吉が曽呂利新左衛門に築かせた。
園中の泉を麻衣の井と呼ぶ。秀吉が八幡宮へ参拝しこの邸に憩うときは、この水を汲み点茶に用いたという。園に恩知紅梅、不動岩、老嫗石等あるが、いずれも小谷城より移したものという。
参考:中川泉三・中澤成晃・北川貢造・北村哲雄『近江長濱町志 第三巻 本編下』(片岡英三、昭和六十三年)554頁