※詳細な場所は不明。大垣市青野町におく。
『覧富士記』(永享四年 [1432])
青野が原とかやに、しかのね幽かにきこゆ、
鹿ぞ鳴く 青野が原のあをつゞら くるもしられぬ 妻を怨みて
堯孝 鹿が鳴く、青野が原に茂る青つづら(葛のつる)を手繰り寄せるように、いつになったら逢えるのか分からない妻(雌鹿)を怨みながら。
秋
『藤川記』(文明五年 [1473])
分行けは 四方の草木の色もなほ 青野が原の 夏のひところ
一條兼良
夏
『千載』(正治二年 [1200] 頃)
伊吹山 さしも待ちつる時鳥 青野か原を やすく過きぬる
為尹 伊吹山であれほど心待ちにしていたホトトギスなのに
夏
参考
『美濃明細記』(伊東実臣、元文三年-1738)