※当地小折に丹羽郡役所が置かれていたそうだが、詳細な場所は不明。
当郡は尾張国のうち、北のはての地で、東は春日井郡、西は中島郡・葉栗郡を境とし、南は春日井・中島の二郡にわたり、北は木曽川を隔てゝ美濃国の各務・加茂・可兒の三郡に隣接する。そのうち東北の方に山が連り、西南は広く、田圃が縦横にある豊穣の地である。往古は「爾波縣」といったが、『和名抄』に丹羽(邇波)とかくように、『六國史』『延喜式』等はじめ、他の古書にも今の文字が用いられている。
参考:『尾張名所圖會 後編 巻五』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)