伏見町の東の北側にある。真言宗、長野村萬徳寺の末寺。山号は摩尼山。
もとは清須の北市場にあったが、慶長年中(1596-1615)こゝに移した。寺伝に、福島左衞門大夫(福島正則)祈願の為に建立したとあり、文禄四年(1595)十二月四日、延命寺寺屋敷の年貢米を処分したという正則の古證文がこの寺にある。その頃は「延命寺」といったが、今は「院」号を用いる。
参考『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)