喜見寺

雲龍山喜見寺春養院。布曝(そぶくめ)町にある。真言宗、京都智積院の末寺。弘治二年(1556)加藤隼人入道全朔が建立して、権大僧都堯瑜を開山とする。

もとは僧坊が六院あり、堂宇の屋根が並び、境内も広大だったが、衰退・荒廃に至った。寛文七年(1667)僧良招が再興して、かつての十分の一をで、智積院の末寺とした。僧坊の六区は舊地のみ残り、今は春養院一宇のみ存在している。

  • 本尊 十一面観音。弘法大師の作。
  • 大師の井 境内にあり。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻四』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)