熊島山日光寺。熊庄村にあり。曹洞宗、岩倉村龍潭寺の末寺。往昔、真言宗だったが、中世に今の宗に改めたという。

本尊の丈六の阿弥陀は行基菩薩の作といい伝わる。むかし国分寺の盛だった頃に、行基作の丈六の弥陀七仏あり、今は中島郡所々に六仏あって一躰ない。この像はその一つである。乱世の時代にここへ取り来たのかは詳らかでない。寺伝には聖武天皇の建立された所で、当初は山上にあったという。現状はその山が少し残り、境内にある。

参考:『尾張名所圖會 後編 巻三』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)92

北名古屋市熊之庄城ノ屋敷3159番地
種別