天文17年(1548)鳥峰城斉藤正義は、土岐氏のために謀殺された。この報に接するや城内色めきたち、時に正義寵愛の女が城の井戸に身投げして死亡した時に彼女は黒い帯を締めていた。やがてその帯が黒蛇と化して人々を呪った。そのため町の人々はこの霊を慰めようと、城山の頂上に一祠を建て鳥竜神社と称した。鳥竜は鳥ヶ峰の蛇の意であろう。古城山は岩石が多く蛇の棲息するには最も適する地であるといわれる。

岐阜県可児郡兼山町『兼山町史 復刻版』(平成16年)1004頁

可児市兼山
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