乙川村・半田村辺りより一里余り東の方、海へ張り出した地にして、正面は三州高濱・鶴ヶ崎に相対し、北は境川の下流ここに入りて、初めて海となる。また当地の山の下に一つの名井あり。寒暑にも増減なく、水はいつも清らかであり、村中これを汲む。その他の井水はみな塩気ありて用ひがたいという。
参考:『尾張名所圖會 前編 巻六』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)