源頂山情妙寺。建中寺の東にある。日蓮宗、甲斐國身延山久遠寺の末寺。茶屋長以の本願で、承應二年(1653)に建立した。

霊宝の瀧見観音の画像は、長以の弟新六郞というものが、元和年中(1615-1624)故あって交趾國(ベトナム)へたびたび渡ったが、 安南國王に拝謁し授かり帰国し、家に秘蔵していたものを、この寺へ寄附した。

書院の庭に古い松の樹があり、高さはわずか八尺(約2.4m)ほどで、東西十八間余(約32m)、南北五間余(約9m)、幹の囲みは五尺余(約1.5m)。じつに奇代の名木である。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)

名古屋市東区筒井町4丁目39番地
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