上條村にある。天台宗野田密藏院の末寺。朝宮山と号す。
当寺は、大僧正慈圓の開基といい伝え、七堂十二坊と広大であったが、連年の兵災に遭い、天正十二年(1584)長久手合戦の兵火に罹り、寺坊は悉く焼亡したが、正保元年(1644)僧俊秀が中興したと、寺伝にいう。本尊十一面観音は仏工春日の作で、当国三十三観音の一つである。
参考:『尾張名所圖會 後編 巻四』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)