春日神社が合祀。古くは山の木を御神体としていたが、白河天皇の時代(1077-1084)に、社殿を創建して春日社と改められた。同時に神明・八幡の二社も祀られた。
春日神社の祭礼では猿楽が奉納され、苗代田を拵(こしら)え、籾種をまき、田植をして豊穣を祈る風景がある。「・・・ぶいぶい、ねそねそ」と唱える一節があり、ぶいぶいは無事平穏、ねそねそは大勢集まる意である。「ねそねそ祭」ともよばれ、明治初年まで奉納された。
参考:『揖斐川町史 通史編』(揖斐川町、昭和四六年)361、362頁