八坂山城の出丸にある。江戸時代の川辺の領主、九代大嶋義彬が嘉永三年(1850)に開基した。祭神は、国常立命・大己貴命・少彦名命。本社・拝殿などがあったが、明治初年の神仏分離令で荒廃。明治二四年(1891)に西栃井地区の人々が発起人となって、再度祭神を鎮座した。大正十二年(1923)に御嶽講中が中心となって、信者が石像物を奉納し新たに”大谷山八十八ヶ所巡拝地”が誕生した。この巡拝地は、四国八十八箇所の霊場を参考に造られ、一一三躰の石仏が祀られている。
参考:『かわべの文化遺産』(川辺町教育委員会、平成14年)19頁