藪村にある。仙養山菩提院と號す。天台宗、野田密藏院の末寺。俗に大日堂という。
往古は伽藍の道場であったが、天文年中(1532-1535)に火災でほぼ焼失し、わずかに本尊のみ残ったが、元亀元年(1570)庚午、法印圓秀再建し、現在は妙乗院・常覺院・玉泉院の三院を擁する一山となっている。
本尊 大日如来。
昔、花井惣五郎という者が或る人のために殺された。その首をここ埋めて、俗に弓捉塚とよばれる。瘧を患う人は小さな弓矢を作り墓前に掛け、これを祈ると必ず験があるという。以前の地から移動したそうだ。
参考:『尾張名所圖會 前編 巻六』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)