※浄心寺に置く

上宿の西、江川の岸を北へ出る道である。春は稻生堤に野遊する貴賤が往来し、浄心観音堂の辺りから北の方をのぞめば、加賀の白山をはじめ、信濃の御嶽・飛騨の乗鞍・美濃の恵那・近江の伊吹・伊勢の多度山等、いつも雪を戴せていることも一見して、前津田面の眺望にもおとらぬ風景である。

参考:『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)


名古屋市西区上名古屋2丁目5番7号