瑠璃山高田寺。高田寺村にあり。天台宗、野田密藏院の末寺。大同年中(806-810)傳教大師(最澄)が開基し、七堂十二坊の大伽藍となったが、累年の兵乱に、諸堂は悉く廃して、ただ薬師堂のみ残る。二王門・寶塔・觀音堂・鐘樓もみな跡なくなって、当寺の鐘は現在、名古屋の萬松寺にある。

むかしは寺領も多かったが、今は退転した。本尊薬師の尊像は傳敎大師の作、十二神将は安阿彌の作といい伝える。

参考:『尾張名所圖會 後編 巻三』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)

北名古屋市高田寺屋敷383番地
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