日光寺村(古は尾鼻村という)にある。
天武天皇(673-686)の勅願所で、名超童子が開基した。七大伽藍、山門三千坊の發頭として天龍寺の戰で先鋒を務めた。醍醐天皇(897-930)から寺領三十貫の地を賜る宣旨がある。後小松天皇(1392-1412)より大僧都法印の永補任の宣旨を賜った。
中世には寺領五百石、寺坊四十九院あったが、織田氏に寺領を収められ、堂舎は頽廃し、岩本坊のみ残している。
参考:『近江名跡案内図』(静里北川舜治、明治二十四年-1891)415頁