龍海山性海寺、中郷村にある。曹洞宗で三州萩村の龍源寺の末寺。永正五年戊辰(1508)、佐治遠江守が草創し、もとは岡部村にあったのを、文祿元年壬辰(1592)に佐治備中守爲繩が今の地に移した。嫡子・九郎兵衛吉重(法名勢雲)が寺勢を整えるために修造を加えて、勢雲寺と改号したが、ふたたび旧号へ戻した。佐治代々の位牌がある。
本尊 釋迦の木像。
寺寶 鞍・鎧。佐治備中守が所持した品で、その後当寺へ寄附した。
参考:『尾張名所圖會 前編 巻六』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)