八幡大神(八幡大菩薩)で明徳元年(1390)に建立した。祭神は字迦之御魂神・応神天皇・天照皇大神である。寛政八年(1796)九月社殿を再興し、山城郡(紀伊郡?)稲荷総本山より御神霊を勤遷した棟札と文書が残っている。円空仏が二体あり、背面に稲荷大明神及び八幡大菩薩の墨書銘がある。

明治四十二年に5社を合併した。八幡神社(村社-字森脇)、神明神社(村社-字古子)、神明神社(村社-字松原)、八幡神社(村社-字味屋)、稲荷神社(字森脇)。合併後、稲荷神社と称してきたが、大正五年四月に長瀬神社に改号した。

当社の獅子舞は有名で、久津八幡宮(萩原町上呂)所蔵の古記録の中に、「弘化二乙巳年八月十一日、当年ハ小坂長瀬村獅子招キ十一日、十二日ト相勤メ…」とある。

参考 小坂町誌編集委員会『岐阜県小坂町誌』(小坂町長・中島真之、昭和40年)504、505頁

下呂市小坂町長瀬
種別