※正確な場所は不明

鑄物司は久米村にあり、代々鑄物を業としてきた。天福元年(1233)十一月に賜ふ所の宣旨を所持する。

近衛院(1142-55)の御代、源三位頼政鵺を射留めし時、彼鑄工に命じて金燈籠を造らせ、御庭の木に懸けて、鶴の落ちる所を見ることが出来、褒美を受けたという。その伝記は詳しく筆禄され彼家に蔵されているが、たしかなることはしらず。

参考:『尾張名所圖會 前編 巻六』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)

常滑市久米東郷60番地