柏原は中山道の道すがらにある。

『東關紀行』(仁治三年-1242-)
かしは原といふ所を立ちて、美濃の國關山にもかゝりぬ。谷川霧の底に音づれ、山風松の梢にしぐれわたりて、日影もみえぬ木の下道、あはれに心ぼそし、越えはてぬれば不破の關屋なり。

地元の人は古来、毎年正月に御歯固の餅として、長さ二寸・幅一寸八分の餅を柏の葉に盛って献じる習わしがある。故にこの地を相原と呼ぶという。

柏原荘は、伊吹・大久保・藤川・板並・上野・大清水・杉澤・須川・大野木・柏原・梓河内・長久寺の村々をいう。昔、柏原弥三郎為長がこの地を領した。

参考:『近江名跡案内図』(静里北川舜治、明治二十四年-1891)419頁

米原市柏原967番地2
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