今は玉井村という。古歌に詠む玉の井の里・玉の井の森はこゝである。『藻鹽草』に「玉ノ井尾州」と見える。


『夫木抄』

海道宿次百首玉井

思はずにぬるゝは里の名もつらしむすばで過ぎむ玉の井の水 參議爲相卿

(:思いがけず恋の涙で濡れる里の名。冷たい名水のはずなのに、涙でぬるく感じる。「玉ノ井の水」という名でさえ、恋が結ばずに過ぎる私にはつらい。

参考:『尾張名所圖會 後編 巻五』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)

一宮市木曽川町玉ノ井稲荷浦42番地
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