尾関村にある。黄檗(おうばく)宗、山城宇治萬福寺の末寺。山号は慈雲山。当寺創建の年月は詳らかでない。開山は唐僧であるという。山林が広く、このあたりでは広い。

むかし、藩主がこの山にお越しになる事があったが、稗団子の布蒸を献じたところ、たいへん喜ばれたことから、明治期でもこの寺の名物としていた。さて当寺の山林は河田村の四ッ塚と繋がり、古塚がたいへん多い。小塞弓張等の墳墓であろう。文化十四年(1817)丑の秋に、山を崩して石棺を堀り出した。

参考:『尾張名所圖會 後編 巻五』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)

一宮市浅井町尾関同者132番地
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