遠見山ともよばれ、白川、八百津、兼山まで見渡せる。
三つの山からなり、本丸・二の丸・旗振場など構築されていたと推定される。山頂には水の枯れない井戸が現存している。
稲葉一族の彦六(良通一鉄)が城主といわれ、戦国時代に築城された。森長可によって落城し、井戸七郎兵衛が城主となって白川方面への中継拠点とした。やがて再び戦乱が起こり、城主は落ち延びて廃城となった。井戸七郎兵衛は稲葉氏の家臣ともいわれ、撤退の際に船中で森長可に謀殺された伝承もある。
参考:『かわべの文化遺産』(川辺町教育委員会、平成14年)33頁