扶桑町内唯一の浄土宗の古寺で徳川家にも由緒が深い。
犬山城の城門が移築された。明治4年の廃藩置県の折、犬山城が売物に出され、幸いにも天守閣は買い手がなく残ったが、付属建物一切は離散してしまった。城門の一つは大口町余野の徳林寺に、いま一つは専修院の東門となった。門は高麗門で本屋根の外に、本柱から後側の控え柱にかけて本屋根と直交する二つの屋根が出ており、開いた扉はその屋根の下におさまるようになっている。このような門は、城郭独得のもので神社や寺院には全く見られないものである。
扶桑町『扶桑町史』(扶桑町、昭和51年)422頁