羽黒村にある。『本國帳』に従三位比良賀(ひらか)天神とある。「平瓮」(ひらか)は神を祀るのに用いる磁器の名である。むかしから当國(尾張国)は磁器を多く出し、陶工らが祖神を祀って崇敬した社であるのだろう。今は当村の氏神大一大見大明神の社地に、末社のようになって鎮座する。
参考:『尾張名所圖會 後編 巻六』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)