南外山村にあり。日蓮宗、熱田本遠寺の末寺。具徳山妙蔵寺と号す。当寺は日澄上人の開基にして、同村妙樂寺と共に、文保年中(1317-1319)の草創である。この人は長壽で、應安六癸丑の年(1373)百二十六歳で没した。『小牧市史』によれば、正中元年(1324)、日澄が熱田宿から来て、妙楽寺(字北浦)、妙蔵寺(字屋敷)を、嘉喜元年(1326)に八幡宮(南外山城址)を勧請した。

祖師堂の本尊は日法上人の作にして、当国四高祖の一所である。また法華八幡といへる日蓮宗勸請の社があり、本土神(うぶすな)とする。

参考
『尾張名所圖會 後編 巻三』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)
小牧市史編集委員会『小牧市史 本文編』(小牧市、昭和五十二年)213頁

小牧市
種別