※詳細な場所は不明
安井川と味鋺川との間、福徳・中切・成願寺の三村を安食庄という。これは『和名抄』の山田郡安食である。『東鑑』に見える葦敷三郎重義、『平家物語』『源平盛衰記』等にいう安食次郎重頼・その子太郎重資・同三郎重隆など、歴々の武士、いずれもこの辺りの人である。治承(1177-)より承久(1222)の頃まで、或いは鎌倉方に属し、或いは公家方の御味方をした人もあって、みな武功ある人々である。尾張源氏浦野重遠の子孫と、『分脈系譜』に見える。
参考:『尾張名所圖會 後編 巻三』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)