円通寺

火打石

補陀山円通寺。田島小路の南の端にある。曹洞宗、遠江の普済寺の末寺。明徳二年(1391)権宮司家が建立し、浜松普済寺の誓海義本和尚を請じて開山(初代住職)した。

  • 禅堂 本尊薬師仏である。
  • 鎮守 弁財天社
  • 秋葉社 とりわけ大社であって、「羽休秋葉」と称す。例祭は十一月十六日十七日。参詣の人々が群れをなす。こもり堂もあって十六日の夜に籠もりをする者も非常に多い。また、当社にて鉄火打(火打石)を買い求めて用いれば、火災の恐れがないという。「羽休」の文字をその「火うち」に記されている。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻三』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)