上畠裏にある。高田一身田専修寺の懸所(末寺)である。もとは臨江山信行院といい、元文年中(1736-1741)歓喜心院宮の御志願で、本坊とし、僧巍堂を以て開基とした。下野國高田山専修寺の本尊の天拜一光三尊仏が当地で御開帳する時は、必ず当院で弘通(教化)をする。貴賤の参詣は非常に多く、あらゆる見せ物なども来て、大いに繁昌する。じつにも末世應機の仏徳である。

  • 本尊:阿彌陀の立像。
  • 寺宝:本堂正面高田山の額。(无上々院宮の御筆なり。)
  • 本堂前庭上に樹がある。北に柳、南に菩提樹を植えてある。この樹は野州柳島専修寺の二樹を分木した霊樹である。もとは虚空蔵菩薩が天童に化けて、親鸞聖人に伽藍造建の地を示した樹であるという。
  • 経蔵:鐘樓 鼓樓

参考
『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)

名古屋市西区那古野1丁目20番5号
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