永原村にあり、明鏡山と号す。推古天皇の世(593-628)に廐戸皇子が開基し、後に天台宗となる。一條天皇の世(986-1011)に五層石塔を建立した。

應永三年(1396)、僧・常誉が中興し、淨土宗となる。領主・永原氏が帰依し、代々の菩提所となる。織田信長が安土城に移った頃、この寺を蒲生郡豐浦村に移し、寺領三千石を付された。天正十一年(1583)再び永原村に移り、豊臣氏より寺領三千石を付された。徳川氏に至り、寺領五石を付された。

参考:『近江名跡案内図』(静里北川舜治、明治二十四年-1891)450頁

野洲市永原690番地
種別