宏綱山養蓮寺。鍋屋町裏にあったが、のちに当地に移った。浄土宗、京都百萬遍智恩寺の末寺。天文二十四年(1555)信長公の長臣林佐渡守信勝、その亡父宏綱の菩提の為に建立した。

  • 本尊 阿彌陀の木像。
  • 観音堂 三十三観音の像を安置する。

この寺に茶人平尾数也の先祖の墓がある。大きな自然石を据え、霊碑や香炉、花筒等の諸具を一石に彫り付けてある珍しい石塔である。 明末の乱を避け、気化して当府(名古屋城下)に来て、國君(藩主)から平尾氏を賜う。出は曹氏である。以後、代々奉仕して、今もなお続いている。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)

名古屋市千種区池上町2丁目10番地
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