松島山圓明寺。九十軒町の北側にあり。東本願寺直末。文明年中(1469-1487)北畠大納言具起卿の末子の伊藤右兵衞尉具俊(入道道恵)の開基で、伊勢國長島松ヶ島にあったが、元和七年(1621)こゝにうつした。当府(名古屋城下)東懸所(東本願寺の別院)の修造に功をたてた由緒があり、東門の主(東本願寺の門主)が当國を通行される時は、必ず当寺に立ち寄られる。

  • 本尊:阿彌陀の木像。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)

名古屋市東区泉3丁目2番19号
種別