古老の言を総合すると、大正末期までは前方後円墳の立派な形が残っていたが、前方部の土が削り取られて道路が出来、後円部だけが残って、それも大きな石(岩室)二個が露出し、一個は藩屏(はんぺいー垣根)の真下に埋もれている。現在の形から推定すると巾の最大は30m、長さは役50mにおよび、往古この地方に勢力のあった豪族の墓であったと考えられる。
なお、この古墳の前方並びに後方にそれぞれ一個の小型の塚があったといわれる。

扶桑町『扶桑町史』(扶桑町、昭和51年)422、423頁

丹羽郡扶桑町高雄定松郷
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