布曝女町

日本武尊が宮簀媛と出会った

※場所を確定できず。

そぶくめ。市場町の東の方、八剣宮の南東に位置する竪町(南北に通る町)である。今は「曾福女」とも書く。

日本武尊がここにお越しなさった時、川のほとりに美しい一人の女子が布を曝(さら)しているのををご覧になりその名を問われると、「宮簀(ず)媛」とお答えされた。やがてお召しになり、しばらく滞留されたことが、『熱田大神宮鎭座次第本紀』に見えるのは則ちここであり、その媛命が女工(手仕事)されていたことが地名に残ったと言い伝えられている。詳しくは日本武尊と宮簀媛の話は熱田神宮に詳しい。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻四』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)