青根天神の南六町余りの所にある。土人によると、昔青根長者という者があり、天神社を建てて自ら誓っていった。「朝日がさす夕日がさす場所に楠千本・染千桶及び黄金を埋めて、もし天神の社が断絶することがあれば、この重宝を堀り出し再興する」と。故に富塚をその地に築き、またその路を富坂という。

参考:『近江名跡案内図』(静里北川舜治、明治二十四年-1891)

近江八幡市船木町976番地3