福壽山大龍寺五百羅漢。もとは新出来町北側にあったが後に当地に移った。唐寺で黄檗宗、山城宇治の萬福寺の末寺。享保十年(1725)の建立である。
本尊:地蔵菩薩。もとは春日井郡阿原村にあった米春地藏といへる霊仏である。
羅漢堂:本尊は丈六(約1.8m)にして拈華(花を手にする)の釋迦牟尼仏(しゃかむにぶつ=釈迦如来と同じ)。左右に文珠・普賢の両菩薩が、両袖に配し、高堂には五百阿羅漢の木像を並べられている。府下(名古屋城下)有数の霊場である。
参考
『尾張名所圖會 前編 巻二』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)