※詳細な場所は不明なため、「祖母懐」交差点におく。

瀬戸村の南東にある。陶工が用うに絶品の土で、今は官禁となって、みだりに取る事が出来ないという。

藤四郎の祖母がある時、山野を巡り、雨池洞という所でこの土を得て、懐に入れ帰ったことから名付くといったのはいかゞだろうか。『鹽尻』に、祖母懐の土は当所のうちにあり、国の禁制で取る事が出来ない。ある説には、祖母懐は土の名でなく地名である。『辨玉集』に載る古窯のなかに、祖母懐窯、ここをうばが懐という。上作窯であると記す。思うに、ここから良い土が出たため、やがて地名を土の名に負わせたのであろう。

参考:『尾張名所圖會 後編 巻四』(岡田啓・野口道直、明治十三年-1880)

瀬戸市祖母懐町40番地
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