鈴御前社

正覚寺の東にある。祭神は天鈿女命。

六月晦日の夏越の祓は大宮(熱田本宮)の祭りだったが、この社の河岸で執り行われるため、人々は当社の祭事かのように思っている。

熱田の社人一同がここに出て、茅の輪を飾り、五串に五色の幣(ぬさ)を差し、それぞれ水際のセリの葉に白木綿を結びつけて解除する。奇観で、見物するものが群がる。

また、この夜には伝馬町宿・今道等の家々には、数多の作物を作って飾るため、大いに賑わう。

参考
『尾張名所圖會 前編 巻四』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)


名古屋市熱田区伝馬2丁目6番7号
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