※正確な場所は不明

大谷洞は大谷村にある。海岸が崩れて洞となった。なのでその下には岩石が砕け落ちて、湖水に磨かれ尖った角がとれ、碁石に似たようなものが布のように散らばっている。土地の人はこれを大谷のがけという。

このあたりは汐時を見計らって、海濱を往来する。湖水が満ちる時は、上の山に回って越える。山路は喩岨で、しかも遠回りである。

参考:『尾張名所圖會 前編 巻六』(岡田啓・野口道直、天保十五年-1844)

常滑市大谷浜條75番地2